webサイトをデザインする際やクライアントとデザインイメージを共有する際に活用することが多い「webデザインリンク集サイト」。
「webデザイン リンク集」や「Webデザイン 参考」などで検索すると数多くのサイトが出てきますし、多くのwebデザイナーさんが利用している有名なリンク集サイトがブログなどでもよく紹介されています。
ただどのサイトも使い勝手が一長一短だったりして、私自身もこれまで“決定版”といえるようなサイトを絞りきれずに色々なリンク集サイトを併用していたんですが、どうしても作業効率が悪くなるのでいつもイライラしていました。
そんな中、最近知ったMUUUUU.ORG(ムーオルグ)というwebデザインリンク集サイトが「このリンク集サイトだけでいい!」と思うくらいめちゃくちゃ見やすくてかなりオススメなんです!
MUUUUU.ORG(ムーオルグ)
MUUUUU.ORG(ムーオルグ)が他のwebデザインリンク集サイトより優れている点
- 掲載されている各サイトの情報が「サムネイル」と「webサイト名」のみ
- 左右のマージンを排除することでサムネイルを最大限大きく表示している
- クリックしなくてもマウスオーバーでサムネイルがスクロール表示される
- webデザイナーにとって参考になるサイトが厳選されている
ユーザーの使い勝手をよく理解されたUI設計
MUUUUU.ORG(ムーオルグ)はWebデザインリンク集サイトとしては後発ながらも、非常にユーザビリティに優れたサイトです。
デザインの参考になるサイトを探したいwebデザイナーにとって、何が必要で何が余計なのかがインターフェイスにうまく落とし込まれているんですよね。
例えば掲載されている各サイトの情報が「サムネイル」と「サイト名」だけなんですが、他のサイトではカテゴリ名や更新日、閲覧数やソーシャルボタンなどが付いています。
一見「あったらいいな」と思えそうな情報なんですが、数多く掲載されているサイトの中から参考になりそうなデザインを探している時って、サムネイルを流し見しながらビジュアルイメージだけでピックアップしていく場合がほとんどなので、その時にたとえ小さな文字であっても余計な情報が視界に入ってくると見づらいんですよね。
また、隣り合うサムネイルとのマージンをなくすことで限られたスペースに最大限サムネイルを大きく表示させている点もポイントです。
サムネイルが小さいと、いくら良いwebサイトが掲載されていても一覧表示からは判断しづらく、結局参考になりそうなwebサイトを効率よくピックアップできないからです。
これらは些細なことのように思えるんですが、意外と重要でユーザビリティに大きく影響する部分なんですよね。
その他にも、クリックしなくてもマウスオーバーでサムネイルがスクロール表示されたり、カテゴリも様々な属性で分類されていたりとユーザの使い勝手をよく理解された上でUI設計されています。
欲を言えばヘッダーや左ナビのエフェクトがいちいち気になってちょっと疲れるので、個人的にはなくていいかなと思いますがね。
webデザイナーにとって参考になるサイトが厳選されている
また、掲載されているWebサイト自体もwebデザイナーにとって参考になりそうなクオリティの高いwebサイトばかりが厳選されているところも、私が「このリンク集サイトだけでいい!」と思ってしまう理由のひとつです。
なので参考サイトを探している時じゃなくても暇な時なんかに見ているだけでwebデザインのトレンドが自然とチェックできます。
ちなみにMUUUUU.ORG(ムーオルグ)には「縦に長いサイトを厳選して集めている」と記載されているんですが、実際は縦長じゃないサイトも多数掲載されているので、通常のwebデザインリンク集サイトとして利用すればいいと思います。
やっぱりユーザビリティに配慮したUI設計が重要!
たとえコンテンツ自体は特に目新しくなくても、ユーザビリティに配慮したUI設計をもとにデザインすることで、優れたWebサイトが作れるということをMUUUUU.ORG(ムーオルグ)のwebサイトを通して再認識しました。
私自身もこのあたりをしっかり意識してwebデザイン制作に活かしていこうと思います。