フリーランスしとて仕事をするようになって3年余り。
独立する前は、それなりに不安やリスクも感じてましたが、最近ふと思ったことがあります。
それは、
フリーランスという働き方は、世間で思われているほど厳しい世界でもない。
むしろ実際は、意外と「ブルーオーシャン(競合が少ない世界)」ではないかと感じるんです。
フリーランスという働き方が「ブルーオーシャン」だと感じる理由
同業者の競合相手が少ない
先日、フリーランスになりたい人のほとんどが独立しない理由という記事でも書きましたが、フリーランスになりたいと思っている人(独立希望者)の多くが、リスクや不安要素を過剰にとらえているために、たとえフリーランスとして十分やっていける能力を持っていたとしても、実際に独立してフリーランスになる人はほんの僅かです。
なので結果的に、同業者の競合相手もそれほど多くありません。
というかフリーランサーなんて、大抵は元勤め先や取引先関係からの依頼や同業者など横のつながりなんかの仕事をメインやっている人が多いので、「全国のフリーランサーすべてがライバル!」なんて世界ではありませんからね。
下請けの町工場のように、数多くの同業者と受注を奪い合うといった状況にはならないわけです。
まぁ最近流行りのクラウドソーシングなんかで仕事を受注しようと思うと、さすがに「レッドオーシャン」な世界でしょうがね。
フリーランサーを求める会社が増えている
不安要素を過剰にとらえてフリーランスになる人が意外と少ないにもかかわらず、フリーランサーを求める会社は年々増える傾向にあると私は感じています。
特にweb業界に関しては顕著です。
多様な働き方が広まりつつある中で、会社側も今までのようにすべて社内の人材で業務をまかなうようなやり方はコスト面から考えても非合理的です。
なので、うまく社外の人材を活用する動きがweb業界を中心に一般化してきています。
ただ、アメリカなどに比べるとまだまだフリーランスの社会的信用が低い日本では、大手企業とフリーランサーが直接取引をすることは社内規程などの理由から難しいケースが多いですが、これについても徐々に変化していくのではないかと思います。
「うまくいきゃ儲けもん」くらいの気持ちでいいんじゃない?
世間で思われている「厳しさ」や「大変さ」はあまりにも大げさ
ここで書いた「フリーランスという働き方がブルーオーシャンだと感じる理由」は、あくまでも私の主観ですので何ら裏付けするデータなどはありません。
ただ、実際にフリーランスとして3年以上活動している私が感じていることですから、あながち間違ってもいないと思います。
巷では、独立することの厳しさばかりに偏って語られているように思うので、意外と「ブルーオーシャン」だよってことも書いてみました。
少なくとも私のまわりのフリーランサーたちは、のんびりと暮らしながらも、それなりにやっていけてる人がほとんどなので、世間で思われている「厳しさ」や「大変さ」はあまりにも大げさかなと。
フリーランスになるコストはほとんどゼロ
というか別に何百万とか借金して店舗構えてお店とか始めるんならリスク高いですけど、フリーランスでやる仕事なんて、ほとんどの仕事が初期投資もランニングコストもかからないですからねぇ。
いったい何でそんなにリスクや不安を煽ってるの??ってかんじです。
本当は独立してフリーランスになりたいのに、“世間の不安煽り”を真に受けて前に踏み出せずにいる人は、はっきり言って「真面目すぎ!」です。
むしろ「うまくいきゃ儲けもん」くらいの気持ちで始めてる人の方が、なんだかんだで結構うまいことやってますよ。