未経験Webデザイナーが転職面接を攻略する方法

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応募・エントリーをして書類選考を通過すると今度は就職面接(採用面接)となります。

面接の回数ですが、中小企業規模であれば1次面接(採用担当者)2次面接(社長面接)の2回というパターンが一番多いと思います。

従業員数名の小規模な会社であれば1回だけのケースもありますし、中規模以上の企業であれば3回くらい面接する会社もあります。

私が入った会社の採用面接は1回(採用担当者2名)だけでした。(アルバイト採用枠だったからかもしれません)

未経験Webデザイナーでも採用したいのは“忍耐強く頑張れる人”

未経験Webデザイナーの採用基準は「やる気」

未経験Webデザイナーにとって転職活動の面接で気になるのは、「いったい何を聞かれるの?」ということでしょう。

これに関しては会社によって様々ですし一概には言えませんが、基本的には専門的知識やスキルに関することではなく、興味があることや得意なこと、将来どうなりたいか、頑張れるかなど、どちらかというと「どんな考えの人なのか」「やる気があるか」といった部分を判断するための質問が多いと思います。

ですので、本当に入りたい会社なのであれば全力でやる気をアピールするべきです。

 

積極的に質問をして「Webデザイナーへの興味」や「コミュニケーション能力」をアピール

もうひとつ面接の主な内容としては、その企業がどのようなサービスを提供しているのかやスタッフがどんな業務をしているのかなどを採用担当者の方から説明を受けます。

この時に、応募者側からの質問はないか聞かれることがほとんどなので、前もってその会社のサービスなどをしっかりと下調べし、聞きたいことを事前に準備しておくべきです。

そして絶対に質問をすべきです。

応募者の方から質問をすることで本当にこの会社で働きたい!興味がある!という熱意をアピールすることが出来るからです。

ただ、質問内容が“ググればわかる”ようなものでは逆効果になりかねません。

「そんなことくらい下調べしてこいよ。」と思われるかもしれないからです。

なので例えば、あえて同業他社の名前を出しながら業界の実情なんかの突っ込んだ質問をしていくのです。

もちろんそのためには応募した会社のことだけでなく同業他社のサービス内容まで下調べしておく必要がありますが、その業界への関心度をさりげなく興味をアピールできます。

また、「スタッフの方が働いている現場を見せてもらえませんか?」といってオフィスを見せてもらうのも面白い方法です。

採用されれば実際に働く現場なのですから、実際に見ておきたいというのもありますし、本当にここで働きたいと考えているということを感じさせることができます。

さらにその時スタッフの方に質問をしたり会話をしてちょっとしたコミュニケーションがとれれば「コミュニケーション能力」「社交性」もアピールできます。

 

未経験Webデザイナーが転職面接を突破する一番のポイントは「スキル」より「熱意」

Web業界では深夜まで残業することも多く、働くのはそれなりに過酷でなので辞めていく人も多い業界です。

未経験者ならなおさらで、入社してすぐに辞めてしまう人も少なくありません。

だからこそ採用する側も“忍耐強く頑張れる人”かどうかが一番ポイントになってくるのです。

未経験Webデザイナーなら背伸びしてスキルをアピールしようとしても“ボロ”が出てしまうのがオチなので、「熱意」や「やる気」「コミュニケーション能力」といった部分を積極的にアピールすることが就職面接を突破する一番の近道でしょう。

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