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webデザイナーに転職したい人がデザインセンスを身につける方法

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「このデザインすごくセンスいいね」

「私はデザインセンスがないから」

こんな言葉をよく聞いたり言ったりしていませんか?

webデザイナーへの転職を考えている方なら、「デザインセンス」は関心が高いキーワードですよね。

でも、いったい「デザインセンス」って何なんでしょう?

この「デザインセンス」といわれるものについては、人によって捉え方や考え方が微妙に違ったりします。

そこで、私が考える“センスがいいwebデザイナーになるために知っておきたいこと”をお話しします。

センスがいいwebデザイナーになるために知っておきたいこと

  • 「デザインセンス」って何?
  • 感性や感覚だけで作られたものは「デザイン」ではなく「アート」
  • “デザインの基礎”を知らない人ほど「デザインセンス」を気にする
  • 良いデザインを“安定的に作る能力”が必要なわけ
  • 様々なデザイン本を読んできた私がおすすめする「デザインの基礎」が身につく本

 

「デザインセンス」って何?

そもそも「デザインセンス」っていったい何なの?ってとこですが、実はひと言でわかりやすく説明するのが難しいんですよ。

そこで、これからwebデザイナーに転職したいと考えている方が、この「デザインセンス」という“つかみどころのない言葉”に惑わされないようにすることをポイントに定義してみました。

「デザインセンス」とは

“デザインの基礎”を用いて、伝えたいことを視覚表現によって“安定的に伝える能力”

やっぱりわかりにくいですかね(汗)。

では、誰でもわかるよう丁寧に解説していきます。

 

感性や感覚だけで作られたものは「デザイン」ではなく「アート」

前述した「デザインセンスの定義」を見た方の中には、

あれ?デザインセンスの定義なのになんで「感性」や「感覚」って言葉が入ってないの?

「基礎」とか「安定的」とか“センス”のイメージとは真逆の言葉じゃない?

と思われた方がいるのではないでしょうか?

まず大前提として知ってもらいたいことは、センスがいいと感じるデザインを作った人は、感性や感覚で作ったのではなく“デザインの基礎”という誰にでも身につけることができる手法を用いて作っているのです。

そしてセンスがいいと感じるデザインを“常に安定して”作ることができる人こそ「デザインセンス」があるデザイナーなのです。

感性や感覚がまったく活かされていないわけではないですが、ハッキリ言って“おまけ”程度のものです。

これに対し“似て非なるもの”が、アート(芸術)であり、それを生み出すアーティスト(芸術家)です。

こちらは基本的にそのアーティストの感性や感覚を伝えるための表現手法であり、“デザインの基礎”のような決まったルールなんてありませんし、“安定的に作る能力”も必須ではなく、極端な話10年に一つしかすばらしい作品が作れない場合もあるでしょうし、人によっては一生に一つかもしれません。

「デザイン」はアートのような好き勝手にやっていい自己表現方法ではなく、伝えたいことを伝えたい相手にできるだけ確実に届ける伝達手法なのです。

だからこそ企業のウェブサイトや広告など様々なビジネスに活かすことができるわけで、その結果「デザイナー」という職業も成立するのです。

 

“デザインの基礎”を知らない人ほど「デザインセンス」を気にする

「自分にはデザインセンスがないから…」と思っている人は実にたくさんいます。

でもこれは単に“デザインの基礎”を知らずに、感覚だけでデザインしようとしているからです。

“デザインの基礎”には、例えばレイアウトや配色、文字組みなどがあるのですが、これらのほとんどは、どのように作れば見た人がどう感じるかやどういう反応を示すかといったことがある程度わかっているものなのです。

なので“デザインの基礎”を知れば、自ずと伝えたいことを視覚的に伝えやすくなるのです。

 

良いデザインを“安定的に作る能力”

そしてもうひとつデザイナーに欠かせないのが良いデザインを“安定的に作る能力”です。

なぜならいくら良いデザインが作れたとしても、たまにしか作れなかったりどれだけ時間がかかるかわからないようでは職業として成り立たないからです。

デザインが活用される場面の多くは企業が提供するモノやサービスなどと関わっているので、ビジネスとして考えれば“安定的に作る能力”が必要不可欠というわけです。

ただこの能力は勉強すればすぐに身につくようなものではなく、数多くのデザイン制作の経験を積むしかないんですけどね。

 

数多くデザイン関連の本を読んできた私がおすすめする「デザインの基礎」が身につく本

結局、“センスがいいwebデザイナー”になるためには、デザイン制作の経験を積むしかありません。

“デザインの基礎”を身につけること自体はそれほど難しいことではなく書籍などで学べば理解できるので、まずはそこから始めていくことがセンスがいいwebデザイナーになるためには一番いい方法でしょう。

では最後に、数多くデザイン関連の本を読んできた私が「デザインの基礎」を学ぶなら絶対にコレ!と思う、おすすめの書籍を2冊ご紹介します。

ノンデザイナーズ・デザインブック


デザイナーなら知らない人はいないといっても過言ではないくらい超有名なロングセラー本です。

時代を経ても変わることのない普遍的なデザインの基本原則がわかりやすく解説されていてます。

デザイナーになったら必ず最初に読むべき一冊です。

 

レイアウトデザイン―レイアウト基本マニュアル


様々なデザインサンプルをもとにレイアウトの基礎がとてもわかりやすく学べる、まさにレイアウトの教科書ともいうべき良書です。

まるで学校の教科書のような地味な装丁(表紙)なので、書店で「良いデザインの本はないかなぁ」と探していてもまず目につきません。

でも読んでみれば、なぜこの本の装丁がインパクトのあるタイトルやオシャレなデザインではないのかも理解できるはずです。

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